生活の中での水の使用について考えてみましょう。
どのくらい使っているか検討もつかないというのが普通の意見だと思います。
私もまったくと言っていいほど予想がつきません。
お風呂に入って、トイレにいって、ご飯作って、洗濯してと普通に生活しているだけで無駄遣いしてる気はないですよね。
水道局によると一般家庭の一人当たりの水の使用量は一日平均約240リットルだそうです。
「あ、そうなんですか」という感じでしょうか?
あまり数字で見てもわからないのが率直な感想。
単純にコンビニの水2リットルのペットボトル120本と思ったら、なんかすごくないですか?
たぶんどこのお店もそんなに在庫ないんじゃないでしょうか?
日々使いすぎてる自覚はないと言ってましたが、もしかしたら無駄に使ってるような気にもなってきたでしょう。
さらに1986年のデータを見ると約220リットル。
それは水洗トイレなどの水を使う機器の普及や入浴回数が増えたことが影響しています。
でも実感としてそこまで「使ってる」感覚はあるでしょうか?
最近では多くの人が節水の意識を持って生活されていると思います。
私もできるだけ気にはしていますが、「使う必要のない水は使ってません!」という自信はというと恥ずかしながらまったくありません。
やっぱりまだまだ削れる部分はあるんでしょうね。
でもただでさえそんなに無駄遣いしている実感はないのに、さらにもっと節水を、というのは難しい気もする人は少なくないでしょう。
たまにテレビで見る節約の鬼みたいな人の節水は「トイレを一回では流さない」など究極すぎて抵抗があるレベルのも多いです。
また自分の家では徹底しているけど外出先では気にしないというのは節水しているとは言えないですよね。
それも生活用水ですので。
やっぱり快適で便利なことで水の使用量はそのくらいの数字になってしまったというのを認識すべきですよね。
人間が生きていくのに必要な生活用水は摂取するのも含めて最低20リットルから60リットルといわれています。
最低の生活をしていこうという意味ではありませんが、この数字と現在の使用量の間の中で少しでも無駄な水を探す努力が必要なのかもしれません。