私は近頃、利便性を追求したせいでどれだけ人々の感性が麻痺したかをふと考えます。
そういいながら私自身、やっぱり便利なものに惹かれてしまいそれに足並みを揃えて歩いていってしまうわけなのですが。
時々こわいと感じるのは私だけではないはずです。
何も不都合はなかったはずなのにその上の便利なものが出来るとそれを使い、そして慣れてしまったせいで過去のものにはもう戻れなくなってしまう自分です。
人類の進化はすばらしいものですが、時にそれは退化を意味することがあるということをもっと認識するべきなのでしょう。
水が簡単に手に入るのはすばらしいことです。
何も苦労してません。
月に数千円払う程度です。
その何も苦労しない便利さが水を軽々しく使ってしまう理由の一つでもあるのでしょう。
便利になるとありがたみを見失う、という良くない副産物を切り離せるようにならなくてはいけない時期にきていると思います。
もう一度、水のありがたみを見直してみましょう。